新NISA　特徴やメリットとは？

抜本的拡充・制度の恒久化に伴い、

2024年より新NISA制度が始まりました。

非課税枠が無期限化しており、

資産の売却で非課税枠が復活するなど、

従来よりも使い勝手の良い制度に

生まれ変わりました。

新しいNISAの制度のことです。

毎年一定金額の範囲内で購入した

株式や投資信託などの金融商品から

得られる利益が非課税となる制度です。

投資を行った場合、

売却益や配当に対しては

20.315％の税金がかかりますが、

NISAでは税金が発生しないため、

効率よく資産運用に

取り組めることが特徴です。

一般NISA・つみたてNISA・

ジュニアNISA（2023年末で制度終了）の

3種類がありましたが、

2024年以降は新NISAとして次の内容で

新しい制度がスタートしています。

従来の制度内容を

詳しく知らない方にも

わかりやすいように解説します。

始めようと思っている方は

ぜひ参考にしてください。

つみたてNISAで最長20年、

一般NISAで最長5年の

非課税枠を利用できましたが、

2024年からの新NISAでは

非課税保有期間が無期限となります。

新NISAでは

非課税期間の無期限化に伴い、

いつでも口座開設の申し込みが

可能となりました。

誰でも新NISAを利用できるので、

より長期目線での資産運用に

取り組みやすくなったことは

メリットと言えます。

一般NISAで最大600万円

（年間120万円×5年間）、

つみたてNISAで最大800万円

（年間40万円×20年間）の

非課税限度額が設けられています。

再利用ができないため、

興味のある金融商品が登場しても

新規投資がしづらいという

欠点がありました。

非課税保有限度額が1,800万円

（成長投資枠は1,200万円）に増額され

NISA口座内の資産を売却すれば、

翌年以降に非課税枠の再利用も可能です。

新NISAでは金融投資の幅が広がったことが

メリットと言えます。

360万円に拡大されました。

つみたて投資枠に関しては

従来の3倍にまで投資可能枠が

増額されています。

長期投資が必要不可欠ですが、

新NISAの年間投資枠拡大に伴い、

1年間でより多くの資産を

投資できるようになった点は

メリットと言えます。

専用のNISA口座を開設する際に、

一般NISAとつみたてNISAの

どちらか一方しか

選択することができませんでした。

専用口座を開設する点は同様ですが、

新NISAでは

一般NISAに当たる「成長投資枠」と

つみたてNISAに当たる

「つみたて投資枠」の併用が可能です。

幅広い金融商品に対して

投資ができるようになりました。